本日代休。
嬉しくて、通常通りの6時半に起床してしまいました。爆
世間は三浦和良、、、いわゆる「ロス疑惑」ですか。
かなり前の話になりますけども、
ウッチャンナンチャンがドラマでやってましたよね。
その時のウッチャンの相手役はまだ駆け出しの「奥菜恵」だったような。
こんなにビックになるなんてねぇ。。。
「ザ・ワイドショー」というドラマだった気がします。
覚えている方がいたらこれ幸いです
そう、世間は”ロス疑惑”。。。
イージス艦の話題は何処へ・・・全く世論とは薄情なものですね。
漁船の父子の捜索は打ち切られたそうですね。
何とも言えない思いですね、、、悲しいですよ。
・・・と、朝からワイドショーをしっかり見ながら、
本日映画を観に行ってきました。。。
モーニングで1200円。(まぁ、それを狙ったんですけどもね●)
『
潜水服は蝶の夢を見る』
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病院のベッドで目を開けたジャン=ドーは、
自分が何週間も昏睡状態だった事を知る。
そして身体がまったく動かず(閉じ込め症候群”ロックトインシンドローム”)、
唯一動かすことができるのは左目だけ。
ジャン=ドーは雑誌「ELLE」の編集者で、三人の子どもの父親だった。
彼は言語療法士の導きにより、目のまばたきによって意思を伝える事を学ぶ。
やがて彼はそのまばたきで自伝を書き始めた。
その時、彼の記憶と想像力は、動かない体から蝶のように飛び立った…。
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原題は「潜水服と蝶」。
原作は「潜水服は蝶の夢を見る」。
これは事話を元にされた映画です。
いや~、何て言ったらいいんだろうと。
あんまりネタばらしはできないですがねぇ。。。
私は冒頭からハンカチ片手に号泣でしたよ。
主人公のジャン=ドー目線、視野で映画は進んでいきます。
左目の視力と瞬き。
「僕に残されたのは、左目の視力の他にあと2つだけ・・・
それは、「
記憶」と、「
想像力」。。。」
”潜水服”とは身体的に不自由な状況を、
蝶はそんな状況の中にあっても自由な彼の思考や想像力を現しており、
そのイメージがたびたび映画の中で表現されています。
動くのは左目だけという絶望的な状況の中でも
生きる希望を見出す主人公と、それを支える人々。
そして登場する言語療法士のアンリエット。
切ないながらも、希望に溢れた作品でした。
「
それでも僕は生きている」
いくつもキーになる言葉が登場しますが。。。
それを一つ一つ心に刻みながら、考えながら観ておりました。
何ていったらいいんだろうなぁ。
とにかくその忍耐力に脱帽。
現実はいかに無情でクールか・・・
でも、希望を失わない限り、未来はあるんだと。
たくさんの人に観てもらいたいと思いますが、
とりあえず私は仲間のSTに一番見てもらいたいかもです。
本日群馬県地方はかなりの晴天で、
映画館を出て、思わず太陽の日差しのまぶしさに、目を細めました。
その後、自分のおかれている環境に感謝しつつも、
現実の無情さに、涙が止まりませんでした。。。
心に深く残る作品です。
たぶん、もう一度観に行くと思います。。。
明日からまた私の1週間が始まります。
この映画を観て、考えさせられたことは多いです。
患者さんに誠心誠意で接していると思っていたのは、
もしかしたら私だけかもしれません。
この言葉の意味をもしかしたら、履き違えていたのかも?
と、すごく身につまされた気分です。
原作には、
「
言語療法士」という名札は「
守護天使」と読む。。。
という一文が登場します。
自分の職業に誇りを持ってはいますが、
一体これまで接してきた患者さん達に、自分はどういう存在だったのか。
改めて考えさせられます。
担当患者さん達をさらに愛しく思えた、、、そんな休日でした。