届け、心。
2007年 05月 03日
渋滞は、おそらく我慢が出来ないだろう、、、
と思われるたんぽぽ毛です。
ところで、渋滞20キロです。とかよく聞きますけども。
これってどういうことなんですか?(苦笑)
車が20キロにも渡って進まない状況ってことなんですか?
原因は何なんですか?料金所ですか?
だって、確か高速には信号はないんですよね?
・・・ていうか、こんな質問ってアリエナイんですかね?
GW丸出しです。
ワタクシは、本日からお休みとなっております。
うちの病院。毎年5月5日が餅つきとなっておりまして。
「STさんには、ぜひいてもらいたい」
という安易な理由から、出勤です。
つまりは、私は今の職場にいる限り、5月5日は出勤ですよ。
普通に、
「GWは佐渡に帰るの?」って聞かれますけども、
「いや、帰っていいなら帰りますけども、5日って餅つきデショ?」
と、言い放ちたいのですが小心者なので、ひっそりと枕を濡らすのみです。
だいたいですね、
餅つきにSTがいたって何の利点はないですよ?
その最大の理由が、「吸引行為ができない」。。。
結局お餅をノドに詰まらせた場合は、指を突っ込むか、吸引ですよ。
その行為は、STにはできません。
看護師サマサマです(_ _∥)頭が上がりませぬ●
さらに、ST対象者の患者サマには、
最初からお餅は食べさせないですからー!!苦笑
恐ろしい食べ物です、「餅」・・・
でもいいです、ちゃっかりと代休はいただきますからっ!!
・・・ということで、昨日予告した通り、
映画『バベル』を観に行きました。えぇ、レイトですが。
まだこれから観に行く人も多いと思われますので、
ネタバレはしない方向でいきたいですが。
率直な感想としましては。
「難しい。でも、心がザワザワする」
以上です。
この心のザワザワ感って、あんまりないんですが。
以前『ゆれる』を観た時とかにも感じましたけども・・・
4つの物語が同時に進行しておりまして。
それぞれが重なって、最後に一つの答えとなっている(ハズです)。
もうね~、何て言ったら、表現したらいいのか分からないので、
観終わってから今、何時間か経つんですが。
うまいこと言えません。
相変わらずのボキャブラリーの無さなんですが。
この映画の日本の(?)キャッチコピーが、
「届け、心。」
らしいのですが。
まぁ、これに集約されるような気もします。
これ考えた人、スゴイなって思いますが・・・
遠い昔、言葉は一つで、
神に近づこうと人間たちが天まで届く塔を建てようとしたそうです。
それに神は怒り、
「言葉を乱し、世界をバラバラにしよう」と言ったそうな。
やがてその街はバベルと呼ばれた そうです。
↑↑↑旧約聖書の一説ですが、、、
バラバラになった世界がまた一つになるためには?
みたいなカンジなんだと思います。つまりは・・・
言葉が通じない。
心も通じない。
想いはどこにも届かない。
私たちは争いが絶えない世界の住人である前に、
同じ星に生きる命のひとつではなかったのか?
今、モロッコで放たれた一発の銃弾が、
アメリカ、メキシコ、そして日本の孤独な魂をつなぎあわせ、
息をのむラストへと加速する。
LISTEN──聴いてほしい。初めて世界に響く愛の声を。
↑↑↑ めちゃくちゃ映画PRコピーですが●●●
さっき私、「ボキャブラリーがない」と書きましたが。
”言葉”ではなく、「心」で。
・・・なんて言ってしまうと、
何とも薄っぺらい感想となってしまいそうでイヤなんですが。
色々と考えさせられる作品でした。
詰まりすぎですよ、あれは。
観終わった後は、正直。
「う~難しい!」
というのが強かったですが。
徐々に落ち着いてきて。じわじわきてます。
じわじわ、じわじわ、、じわじわ、、、
号泣!という作品ではないですが、
心に残る作品であることには変わりありませんね。
最後のシーンに出る監督の言葉に、かなり救われます。。。
いやー、しかし。ブラピ老けたなぁ●